終わった時に良い体育祭だったと言えるように
長縄は、力の差や音程の差が出ない、学級の団結力が最も試される種目。
だからこそ全員で協力して、この種目で優勝を目指したい。でも、もし優勝できた
としても、上手く跳べなかった人を非難するような雰囲気だったら、優勝を心から
喜べないと思う。逆に、終わった時に「良い体育祭だった」とお互いが言えるような
体育祭なら、結果にかかわらず皆で達成感を味わえるのではないだろうか?
だからこそ、みんなで「良い体育祭」にしていきたい。
長縄必勝法
絶対条件
【失敗した人を決して責めない】
・雰囲気がこわれる
☆責めれば責めるほど、筋肉が緊張してますます失敗する
・「ドンマイ、次頑張ろう」と励まし続けることが大切
【回し手】
・足の幅は肩幅より広くする
・一方の足をずらして踏ん張る
・腰を落とす
・両手の感覚は広めにする
・地面に縄が当たる時は、早く動かす
☆縄の真ん中に結び目をつくる(重みで縄が安定するし、並ぶときの目印になる)
・A縄をゆるめて回す(スピードが遅くなるが、バウンドしやすいので高く跳ばなくてはいけない)
・B縄をピンとはって回す(バウンドはしにくいが、スピードが速くなる)
・Aの場合は、縄が最下部を通る時、縄を自分の後方に引くと良い(時差が少しでもなくなる)
☆跳ぶ人と少なくとも3m離れる(長く跳べるまでは)
【列の中央で跳ぶ場合】
・中央部は、身長が高く、上手に跳べる人
【回す人の近くで跳ぶ場合】
・回す人の近くは、身長が低く、上手に跳べる人
・膝をしっかり曲げてジャンプする
・足の甲も曲げるような感覚
【跳ぶのが苦手な人】
・前と隣を上手い人にして、見て跳ぶようにする
【跳ぶ全員】
・縄が地面についた時の音でリズムをとる
・視線は跳んでいる人ではなく、縄を回している人。見えなければ縄をみる
・前後の間隔は小さく前ならえ、2列になる場合の左右は肩がぶつからない程度
・全員で声を出し、合わせる。(目標回数に近づいたら、より大きな声を出す)
・体全体と目と耳と口と心で跳ぶ
・耳で縄が地面につく時の音をよく聞く。
・筋力がある人(男子とか)は、ひざを少し高く上げるように跳ぶ
・筋力のない人(女子とか)は、ひざから下(ふくらはぎ)を後ろに上げるようにして跳ぶ
・位置がずれないようにする(線をひくとか)
・縄を回す人が1番たいへんなので、跳ぶ人は集中して跳んであげる
・二度跳びという跳び方もある
・跳ぶ高さは5cm程度(あとは、ひざを曲げて30~50㎝の差が生まれる)
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