◆挨拶の大切さ
第一印象が大切という話はよく聞かれると思いますが、その第一印象の中には「挨拶」も含まれているのです。また、話している時の目線、表情、姿勢、声の大きさ、言葉遣い、すべてが第一印象に入るのです。いくら身だしなみや清潔感に気を配っていても「挨拶」が満足にできない人は、その時点で相手の方に好印象を与えることはできないと思います。「挨拶」は基本的な礼儀、そしてコミュニケーションの入り口になるわけです。
初対面の人には「はじめまして○○と申します。よろしくお願いします」、日常の挨拶では「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「お疲れ様でした」等、お世話になった方には「いつもお世話になります」、迷惑や不愉快な思いをさせてしまったら「申し訳ありません」「ごめんなさい」「ご迷惑をおかけしました」、人に何かを頼むときには「お願いします」、感謝の気持ちを表すときには素直に「ありがとうございます」「感謝しています」、皆さんはきちんと挨拶はしてますよね?
私達人間は一人では生きてはいけないのです。社会の中で人との関わり合いの中でお互いに助け合い、支えあい、励ましあいながら、時には迷惑や心配をかけることもあるでしょう。
でも挨拶さえきちんとできていたら、大概の人間関係は円満にいくと思うのです。「挨拶」は相手に対する気づかいでもあるのです。そして「あなたの存在を大切に思っています」という意思の表れでもあると思うのです。
それから「笑顔」と「挨拶」はセットです。挨拶をするときには必ず相手の方と目を合わせて、さりげない笑顔で挨拶するように日頃から心がけてみてくださいね。仏頂面で挨拶されても、逆に相手の方に不愉快な思いをさせるだけですからね。「笑顔」はどんな高価なプレゼントよりも、一番心に残る最高のプレゼントなのではと思います。
楽しいことがあるから「笑顔」になれる、これは誰でも普通に出来る事です。苦しい時、辛い時、悲しい時に、どれだけ「笑顔」をつくることが出来るかがポイントです。
最初は無理をして笑顔を作ろうとすると、どうしてもぎこちなくなってしまうのですが、それでも良いのです。いつしか本物の笑顔が自然とできるようになります。楽しいことがひとつもなくても、毎日「笑顔」を作っているとなんとなく楽しい気分になってくるものです。
最近、すごいなと思ったのが、先生を見るや否や、遠くからでも知らない先生にでも、明るく元気にあいさつをしてくれたことです。
しかも、同じ制服・名札の中学校。とっても気持ちよかったです。
「いい子だなぁ。どこの中学校なんだろう。」
○○中学校でした。
あいさつ一つで、興味がわき、どこの中学校か知りたくなり、そして、その学校すべての印象が良くなる。まだ、受験が残っている人は、意識して、行動していきましょう♪
【筆者から一言】
このブログは、現職教員の通信や生徒に向けたお話。学生の方のきっかけ。部下をおもちの上司の方の話すネタ。等になればと思って書いています。テーマに沿った話や、実際に中学校の生徒に毎日出していた学級通信の内容となっています。参考になれば幸いです。
【筆者オススメ筆記用具・本】
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